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地場大手映画制作会社、IDXに上場

(c) TheJakartaPost

インドネシアの大手映画製作会社トリッパー・マルチビジョン・プラスが、5月8日にインドネシア証券取引所(IDX)に上場した。同社を設立した映画ビジネスの巨匠であるRaam Punjabi氏にちなんで、ティッカーコードは「RAAM」と付けられた。

上場にあたり、新規株式公開(IPO)で2174億3000万ルピアを調達した。同社は、発行済み株式の15%にあたる9億2920万株を1株あたり234ルピアで公開した。今回のIPOにより事業拡大のための資本増強と映画業界における地位の強化を目指す。

同社は1990年4月18日にRaam Punjabi氏によって設立された。映画、ソープオペラ、ウェブシリーズの制作をはじめ、OTTストリーミングサービスや映画配信などのサービスを提供している。650以上のタイトルを持ち、インドネシア国内だけでなく、マレーシアやフィリピンなど海外の視聴者向けに1万5000時間分以上の映画やシリーズを展開している。