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雇用主を殺害 身体的・精神的暴力受け

(c) TheJakartaPost

中部ジャワ州警察は、スマランで雇用主を計画的に殺害し遺体を切断した疑いで、給水所の従業員であるフーセン容疑者(26)を逮捕した。

フーセン容疑者の供述によると、給水所で働き始めて1カ月程しか経っていないものの、雇用主の身体的な暴力の対象になり、また言葉でも罵られ精神的にも虐待を受けていた。例えば、ガロンの数を間違えて届けてしまった際に、雇用主から殴られたことがあった。

フーセン容疑者は5月1日に雇用主の殺害を計画し、4日後に計画を実行したという。雇用主が事務所で眠っている間にバールで頭を殴り、遺体をバラバラにした。遺体は事務所近くの排水溝に入れ、上からセメントで覆った。その後、事務所から700万ルピアとバイクを盗み、スマランから160キロ離れたベンジャルネガラへ逃走した。3日後に別の従業員が悪臭をもとに排水溝を調べ、遺体を発見した。

インドネシアの刑法では、計画殺人の最高刑は懲役20年となっている。