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道路の破損報告 全国から7400件

(c) TheJakartaPost

ジョコ・ウィドド大統領が、自身のSNSを通して道路の破損を報告するよう呼びかけたところ、全国のネットユーザーから約7400件の報告が寄せられた。
特に地方エリアでの道路の質の悪さが注目されるきっかけとなったのは、シドニーに住むランプン州出身の学生が、地元の道路の不備をSNSへ投稿したこと。この投稿に対しジョコウィ大統領が反応を示し、ランプン州や北スマトラ州などへ自ら赴きインフラ調査を行っていた。合わせて、SNSで道路の破損の報告を呼びかけていた。
中央統計局の2021年のデータでは、インドネシアには市道が約44万キロ、州道が約5万キロ、国道が約4万キロある。
交通専門家のディジョコ氏によると、地方にある道路のうち52%が破損しており、これは驚異的な割合だという。中央政府は今年、道路の工事費用に32兆7000億ルピアを割り当てているものの、道路を破損させる根本的な問題であるトラックの過積載に対処すべきであると述べている。