ジャカルタ特別州運輸局は6月9日、公共交通機関でのマスク着用義務を撤廃した。これを受け、市営の公共交通機関は即日、制限の緩和を実行した。
トランスジャカルタ、MRTジャカルタ、LRTジャカルタの3社は、それぞれのSNSアカウントで2020年4月から実施されていた車内でのマスク着用義務を撤廃したと発表した。ジャカルタの交通機関では、年初に政府が全国的な活動制限(PPKM)を解除した後も移動中のマスク着用の義務を継続していた。
また、ジャカルタ首都圏で通勤列車を運行する国営のKAIコミューター・インドネシアも、運輸省の通達を受け12日にマスク着用義務の撤廃を発表した。
ジャカルタ特別州運輸局や運輸省の新たな決定は、中央政府が旅行や大規模活動、公共施設でのマスク着用義務を撤廃したことを受けたもの。