ジャカルタ・バンドン高速鉄道が8月から乗客を乗せて試験運行を実施するにあたり、政府はこのほど無料乗車期間を設けると明らかにした。
リドワン・カミル西ジャワ州知事によると、ルフット海事・投資担当調整相が高速鉄道試験運行時の無料チケットの配布を承認したという。期間は8月18日から10月までの約3カ月間で、座席数には限りがあるため無料で乗車できるのはほんの一握りの市民だけとなる。無料乗車に関する詳細は最終調整中である。
商業運転が開始する10月からは、チケットは30万ルピア程度になると計画されている。
リドワン知事が無料チケットの存在を明らかにしたその日、同知事およびルフット調整相、ブディ運輸相は高速鉄道の試運転に参加していた。3人は東ジャカルタのハリム駅を出発し、バンドン郊外のパダララン駅へ約20分で到着した。8月18日にはジョコ・ウィドド大統領が参加する公開試運転を予定している。