テクノロジー各社が従業員の解雇を進めている。シンガポールの配車サービス大手グラブ最高経営責任者(CEO)はこのほど、従業員1000人を解雇すると明らかにした。グラブ・インドネシアは今回の解雇がインドネシア事業に与える影響を明かしていないものの、インドネシアでは先に配車・配送サービスのゴジェックと電子商取引(EC)大手トコペディアが経営統合したGoToも従業員の解雇計画を発表したばかり。
グラブは2020年、新型コロナウイルス流行に伴う経営悪化で従業員360人を解雇したが、今回はそれを上回る規模の解雇となる。
また、GoToも2022年11月に従業員1300人の解雇を明らかにした上で、2023年3月にはさらに600人を解雇するとした。
ほかに、シンガポールのシー・リミテッドの子会社でEC大手ショッピーが、インドネシア拠点の従業員500人を解雇したと報じられている。