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ジャカルタでAI信号機導入 渋滞対策で

(c) TheJakartaPost

ジャカルタ特別州交通局は、米IT大手グーグルと協力し、渋滞緩和策として人工知能(AI)を搭載した信号機を市内に20基設置する。

AI信号機は、通過する車両の数とある信号機から次の信号機まで移動するのに必要な時間に基づいて、AIが最適な青信号の点灯時間を計算する。点灯時間の調整はこれまでは手動で行ってきたが、これが自動化される。トランスジャカルタバスなど、公共交通機関を自動認識し優先的に通行させることも行う。

これまでにAI信号機はガトット・スブロト通りとラスナ・サイド通りの交差点などに設置された。州交通局は年内に更に40機を州内に設置するとしている。
オランダの調査会社によると、ジャカルタは渋滞の酷さで2017年に世界第4位だったが、交通規制が実施されたコロナ禍の2021年には46位だった。パンデミック以前に戻りつつある最近の実績としては、昨年は29位にまで上昇している。