ケバヨラン駅を出て少し歩いた、アル・フダ・モスクのすぐ近く、アンティークショップが立ち並ぶエリアの真ん中に「カンボンギャラリー」はある。ミニチュア、本、絵画、ホットウィールコレクションなどユニークなアイテムを幅広く取り揃えた風変わりなカフェは、ここがジャカルタであることを忘れさせてくれる。
オーナーのイワン・モニンカ氏は「高校生の頃から中古品を集めるのが趣味で、音楽も大好きでした。大好きな音楽、本、ポスター、ユニークな物と出会い続けていくうちに自然と出来上がったコレクションをビジネスに発展させようと、カフェを始めました。同じような興味を持つ人同士が交流するための場を提供できれば、とも考えています」と話す。
店内にはWFAのための電源とテーブルが用意されていてゆっくりできる。エアコンはないが扇風機が設置されているので快適に過ごすことができる。モスクが近くにあるので礼拝を逃す心配もない。メニューはナシゴレン、ミーゴレンなどの他、おつまみ系も豊富に揃っている。それ故、目立たない場所にあるにも関わらず、15時以降は賑わうので、静かに過ごしたい方には、日中に訪れることをお勧めする。また毎週月曜の夜は『月曜日が好き』というイベントを開催。仕事始めの月曜日が気鬱という方はぜひ足を運んでみては。