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スラウェシ島でボートが沈没 15人死亡

(c) TheJakartaPost

スラウェシ島南東部沖で7月23日未明、乗客・乗員48人を乗せた木造ボートが沈没し、15人が死亡した。

当局は当初、沈没したのはフェリーで、乗客・乗員40人のうち少なくとも15人が死亡し、6人が救助され、残る19人は行方不明だと発表していた。しかし、行方不明者らは自力で陸に上がり帰宅していたことが判明したため、行方不明者の捜索活動は24日で終了となった。

沈没したボートはムナ島中央ブトン県のラント村とラギリ村間の湾を横断していた。生存者によるとボートは乗客で超満員だったという。風も波もなかったが、浸水し転覆した。沈没した原因は現在調査中である。

1万7000以上の島々から成るインドネシアでは、船は一般的な交通手段である。しかし安全基準が未だに緩く、救命設備の設置を怠ったり過積載などが生じ、水難事故が多発している。