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中部パプアで干ばつ 6人死亡、7500人が被災

(c) TheJakartaPost

中部パプア州で、長期にわたる干ばつによる飢餓が原因で6人が死亡し、数千人が食糧難に陥っている。

国家災害対策庁(BNPB)によると、6月上旬以降の長引く雨不足と寒さによる脱水症状と下痢により、7月30日時点で大人5人と赤ちゃん1人が亡くなっている。今なお7500人が被災している。住民らはタロイモやヤムイモの不作により、腐った食糧を食べざるを得ない状況だという。

干ばつが最もひどい中部パプア州のプンチャック県は、インドネシア最高峰のジャヤウィジャヤ山に位置し、海抜1400メートルのため気温が0度以下に下がることもよくある。

この状況を受け、ジョコ・ウィドド(通常ジョコウィ)大統領は7月31日、プンチャック県に対し支援物資を送るよう閣僚らに命令した。早速、スハルヤント長官やムハジル人材開発・文化担当調整相が直接、調理済み食品1万食分、牛乳3000パック、必需品(センバコ)3000セットなどを届ける予定である。