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高速鉄道、試験運行を9月初旬に延期

(c) TheJakartaPost

ジャカルタ・バンドン高速鉄道を運営するインドネシア中国高速鉄道(KCIC)はこのほど、8月18日から予定していた無料の試験運行を延期すると発表した。準備と安全性の確保を目的に、ソフトローンチは早くとも9月上旬頃になる見込みである。

KCICの発表に先立ち、国有企業省からも「9月1日にジョコ・ウィドド大統領が初乗車し、その5日後に中国との二国間イベントで正式に開通させる」と発表していた。商業運転の開始は予定通り10月1日としている。

以前、KCICは政府に対し8月18日からの一時的な操業許可を申請していた。しかし、政府規則において「一時的」な許可については定められておらず、操業許可が取得できていないため試験運行を含み運行が開始できない状況である。

操業許可の問題とは別に、高速鉄道の各駅と周辺道路とのアクセスが未だ確保できていないという問題も残っている。