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新生児取り違え事件 1年後にDNA検査で判明

(c) Kompas

西ジャワ州ボゴールで、帝王切開で誕生した男の赤ちゃんの取り違えが発生したことが明らかになった。

母親のシティさんは、4人目の子どもとして2022年7月18日に帝王切開で男の子を出産した。その翌日、保育室から戻ってきた赤ちゃんに授乳しようとしたとき、シティさんは何かがおかしいと感じ、別の赤ちゃんと入れ替わったのではないかと疑うようになったという。

その後、DNA検査の結果、赤ちゃんはシティさんの子どもではないことが判明した。そこで2022年11月、シティさんは取り違えの疑いがあるもう一人の母親を尋ねDNA検査の実施を依頼するも拒否されてしまった。最終的に、シティさんは原因と思われる病院を警察へ通報した。

出産から1年経った今も、実の子ではないと知りながらも世話を続けている。

病院側の経営陣は取材に対し、乳児の入れ替わりを知ったのは事件から11カ月後だったと説明し、もう一人の母親に対し検査の依頼をしている。また、警察は故意の差し替えがなかったか調査している。