政府は8月10日、経済協力開発機構(OECD)への加盟を申請することを明らかにした。
スリ・ムルヤニ・インドラワティ財務相が記者会見で公式に発表を行った。10日にOECDの代表団が大統領宮殿を訪れてジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領らと会談し、マティアス・コーマンOECD事務総長が加盟に向けた手続きについて大統領らに説明を行ったという。ジョコウィ大統領は滞りなく速やかに加盟が実現することを望んでいると強調した。スリ財務相によると、インドネシアの加盟についてはOECDの加盟国から賛同を得ており、9月に行われるOECDの理事会で議題として取り上げられる予定だという。
経済協力開発機構(OECD)は1961年に設立され、世界中の38カ国が加盟している。インドネシアが正式に加盟すると、アジアでは韓国、日本に次ぎ第3番目の加盟国となり、ASEAN諸国では初となる。