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埜口遥希選手がインドネシアでレース中に事故死

(c) Kompas

8月13日、西ヌサ・トゥンガラ州中央ロンボクにあるマンダリカ・サーキットで開催されたFIMアジアロードレース選手権(ARRC)に出場した埜口遥希選手(22)が、レース中にほかの選手と接触する事故に遭った。重傷を負い現地の病院に搬入され集中治療を受けたが、16日に死亡が確認された。

埜口選手は1000ccアジアスーパーバイククラスに出場していた。4周目10コーナーで突然スリップしたマレーシアの選手のバイクを避けきれず後方に追突し、転倒した。マレーシアの選手は体勢を立て直してコースに留まったが、転倒した埜口選手に後続の選手が追突し、頭部を強打したためレースは中断された。

埜口選手は2023年3月にタイで開催されたアジアロードレース選手権の1000ccアジアスーパーバイククラスで優勝している。若くて有望な選手の悲劇の死に、国内外で追悼の声が相次いだ。