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誘拐婚で女性を連れ去る 男4人を逮捕

(c) Kompas

東ヌサトゥンガラ州スンバ島の伝統風習「誘拐婚」をめぐり、再び世間の注目が集まった。南西スンバ県西ウェウェナ郡で7日、事件は起こった。

公共の場で迎えを待っていた少女が、民族衣装を着た男数十人に連れ去られた。少女が大声を上げて助けを求めるも、男らが用意したトラックに無理やり乗せられ、連れ去られた。

目撃者からの通報で、警察は近くの防犯カメラの映像から男らの身元を割り出し、誘拐に関わったとして男4人を逮捕した。主犯格の男は少女と面識があったという。

警察は、同様の行為をしないよう住民に呼び掛けた。誘拐婚とは、男性が妻にしたい女性を集団で連れ去り、結婚を強要するもので、古くからこの地域に伝わっている。

本来は、血縁を深めるため両家の合意を必要とする説もあるものの、その強引さから、伝統の名を借りた女性個人に対する人権侵害だと近年は批判の声が上がっている。