中部ジャワ州バニュマス県スンバン郡の観光地で25日午前10時頃、「ガラスの橋」の床の一部が突然割れ、橋の上で写真を撮っていた観光客のインドネシア人女性4人が落ちる事故があった。この事故で、1人が死亡、3人が負傷した。
捜査関係者によると、女性らは11人の団体客で、橋の上で東西の二手に分かれたところ、西側へ進んだグループが事故に巻き込まれたとみられている。2人が10メートル下の地面へ落下、1人が亡くなった。残りの2人は橋の欄干につかまるなどして救助された。近くにいた警備員は、「爆発したような音と悲鳴が聞こえた」と証言している。
橋は全長75メートルで、床は厚さ約1センチの強化ガラスが使われている。通行料は、ひとりあたり1万ルピア。事故があった橋は今年4月に完成したばかりで、警察は事故原因を捜査するとともに、安全管理が適切であったかも調べている。
