保健省は3日、動物由来のウィルス感染症、「エムポックス(サル痘)」の累計感染者数が、12月1日時点で62人に達したと明らかにした。うち16人が隔離療養中という。確認された62人は、25~50歳の男性で、ジャカルタ特別州44人、バンテン州6人、西ジャワ州9人、リアウ諸島1人、東ジャワ州2人。今年10月13日に感染者が確認されてから増加傾向にある。
ジャカルタではエムポックスのワクチン接種が進み、495人が1回目の接種を受け、411人が2回目の接種を完了した。
同省は、「エムポックス患者は、エイズウイルス(HIV)などその他の性感染症と同時に感染している可能性が高く、他の性感染症検査も受ける必要がある。また無症状でも1カ月以内に、エムポックス患者と濃厚接触した人は、エムポックス検査を積極的に受ける必要がある」とコメントした。