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前税務総局幹部に禁固14年

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中央ジャカルタ地方裁判所は8日、贈収賄とマネーロンダリング(資金洗浄)の罪で起訴された前税務総局幹部のラファエル・アルン・トリサンボド被告に、禁固14年(検察求刑:同)と罰金5億ルピアの支払いを言い渡した。また追加罰則として、賠償金100億ルピアの支払いを命じた。ラファエル被告は、税務コンサルタントの会社から賄賂を受け取り、それを隠すための資金洗浄も行ったとされる。今後、財産は差し押さえられ、競売にかけられる可能性がある。また賠償金の支払いに不足があった場合、3年の禁固刑が追加される。

ラファエル被告の犯罪が明らかになったのは、友人に対する暴行事件で懲役12年の実刑判決を受けた息子のマリオ・ダンディ受刑者が端緒となった。マリオ受刑者は、高級車などぜいたくを誇示するSNSをたびたび投稿。汚職撲滅委員会(KPK)が捜査に乗り出し、不正が判明した。