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マラピ山が再び噴火 村民が避難

(c) TheJakartaPost

西スマトラ州にある活火山マラピ山(標高2891メートル)が、昨年12月7日の噴火以来再び噴火し、近隣の村の150人以上が避難した。当局によると、現地時間15日午前6時21分に噴火が起こり、火口から1,300メートル上空にまで噴煙が達し、厚い火山灰が山頂から南西の方角に向けて降り積もった。

当局は噴火の前の週に、火山活動の活発化に伴ってマラピ山の警戒レベルを2番目に高いレベルに引き上げた。火口から半径4.5キロメートルの区域を立ち入り禁止にしたが、日中に限って家畜の確認のための立ち入りは認めていた。

昨年12月の噴火では3,000メートル上空にまで噴煙が上がり、登山中だった23人が死亡している。マラピ火山はインドネシア群島にある130近い活火山の一つであり、スマトラ島で最も活発な火山である。