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時代を超えて何十年も愛されてきた伝説のコーヒー店を一部紹介

(c) food.detik.com

オランダによって1696年にインドネシアに紹介されたコーヒー。インドネシア国内におけるコーヒーの普及の背景には、何十年、何百年にわたりコーヒーの普及に貢献してきた、数々の伝説のコーヒー店の存在があることを忘れてはならない。

ジャカルタのチャイナタウン、グロドック地区にあるコーヒーショップ「Kedai Kopi Es Tak Kie」は中国からの移民である Liong氏によって1927年に創業された100年近く続く名店。インドネシア産のロブスタ種とアラビカ種をブレンドしたEs Kopi Tak Kieが看板メニューとして知られている。

メダン出身のYong氏が移住先のバンドンで1930年に創業した「Warung Kopi Purnama」は、現在でもバンドンを代表する老舗のひとつ。この店の看板メニューは、ミルクコーヒー(コピスス)とブラックコーヒー。スリカヤトーストも一緒に味わっておきたい一品だ。スマトラ島メダンには、ミルクと氷を加えたシディカランコーヒーを看板メニューとする1923年創業の「Kedai Kopi Apek」、中部ジャワのスマランには、名前は変わったものの創業から108年、3代の店主によって引き継がれてきた「Dharma Boutique Roastery」がある。