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地域の文化保全のため地方言語の習得を呼びかけ ジョコウィ大統領

(c) Kompas

ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は20日、北ジャカルタのアンチョールで、スマトラ生まれのジャワ人男性(Pujakesuma)の全国調整会議(DPP)を開催した。

ジョコウィ大統領は会議冒頭の挨拶で「1万7000の島々から成るインドネシアには714の民族と、1300以上の地方言語がある。地域の文化保全のため、国民は少なくとも方言をひとつ話せるよう努力するべきだ。」と呼びかけた。さらに「インドネシアのような大国では、多様性を守ることが、調和と団結、そして共生に繋がる。各地域の文化や方言を守ることは、私たちの文化的アイデンティティーであり、私たちの国の特徴でもある。」と強調した。また、ジャワ語を流暢に話せた出席者に自転車を贈る場面もあった。

インドネシアでは、地方言語が若者へ継承されないまま、その地方言語を話す高齢者が亡くなるなど、地方言語の消失が加速していると言われている。