1月21日午後、南ジャカルタ・テベットのテベット・バラット通りにあるガソリンスタンドの外壁が突然崩れ、近くで座っていた家族4人が下敷きになった。家族は同通りで食べ物を販売しており、休憩しているところだった。この事故で1人が負傷、3人が死亡した。亡くなったのは、祖父(80)・祖母(75)・母親(35)の3人で、孫(9)は顔や手を負傷し、病院へ搬送された。
目撃者によると、母親が子どもを庇うように覆いかぶさっていたという。被害にあった母親の兄は「ガソリンスタンドの外壁は数年前から傾いており、付近の住民はガソリンスタンドに修理するよう何度も要請していたが、何らかの対策が講じられることはなかった。」と話している。崩れた壁は高さ3メートル、長さ50メートルほど。ジャカルタ南警察は詳しい事故の原因を調べている。