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ユニークな地元の食材を活用したインドネシア産の本格派チーズ5選

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ペイストリー、ケーキ、パン、カステンゲルなど、幅広い製品に欠かせないチーズ。インドネシアには、地元の原料を使ったご当地ならではのチーズ生産を行っている人たちがいる。

南スラウェシのエンレカン県を中心に生産されているDangkeチーズは、豆腐のような外見で、多くの水分を含む。原料は水牛の乳で、パパイヤの樹液や葉を凝固剤として使用する。保存には塩、成形にはココナッツの殻、包装にはバナナの葉を使用する。Dali ni Horboチーズは北スマトラのタパヌリが産地で、バタクチーズとも呼ばれる。水牛の乳にパパイヤの葉のしぼり汁やパイナップルの汁を加えて凝固させ、化学物質は一切使用しない。そのまま食べても良いが、伝統的な魚料理アルシクと一緒に食べることが多い。Senduroチーズはジャワ東部のセンドロ村のEtsenという種の山羊の乳から作られる。豆腐のように柔らかく、新鮮な山羊の乳の香りがする。ソフトとモッツァレラの2種類があり、ビタミンD、K、B、カルシウムなど多くの栄養素を含む。

その他ジョグジャカルタ産のアーモンドとカシューナッツを使用して作ったビーガン向けのMeteチーズ、ココナッツの殻の灰で風味付けしたバリ島産のHitam PutihチーズもSNSなどを通じて購入することができる。