総選挙や地方選挙の安全を確保するための一連の作戦の中で、国家警察の対テロ特殊部隊デンスス88は中部ジャワ州の4つの地域でテロ容疑者10人を逮捕した。総選挙は2月14日、統一地方選挙は11月27日の実施が予定されている。
スラカルタ市ではムジオノという名の隣組の組長が金曜礼拝の際にモスクで逮捕された。ムジオノの自宅からは弓矢や空気銃などが押収された。
国家警察のプラボウォ長官は、2019年の総選挙の際には6件のテロ行為があったが、今年の選挙ではテロは一つもあってはならないと述べている。
昨年10月にも対テロ特殊部隊は59人のテロ容疑者を逮捕している。そのうち19人はイスラム過激派組織ジェマ・イスラミア(JI)の兵士で、40人は過激派組織IS(イスラミックステート)とつながりがあるイスラム過激派組織ジャマー・アンシャルット・ダウラ(JAD)の兵士だった。