ブディ・カリヤ・スマディ運輸相は28日、西カリマンタン州シンカワン市に建設中のシンカワン空港について、工事進捗率が95%に達し、4月開業予定であることを発表した。一度完成した長さ1400メートルの滑走路を2000メートルに延伸する工事を進めており、完成後は、エアバスA320型機の発着も可能となる。
同空港の建設は官民連携で行われ、ブディ運輸相は「西カリマンタン州の接続性と観光のポテンシャルを高め、雇用やビジネスチャンス、経済成長を生み出すと期待している。」と述べた。シンカワン空港は2019年に工事を開始した。
空港には1400m×30mの滑走路、200m×18mの誘導路、100m×50mの駐機場、312平方メートルの貨物ターミナルがあり、国家予算を使って建設された。一方、8000平方メートルの旅客ターミナルビルと2000メートルの滑走路延長の資金は、企業の社会的責任(CSR)で建設された。