バリ出身の芸術家・文学者Gde Aryantha Soethama氏は神々の島の魅力を高める「島と島民の10の特徴」を次のように説明する。
バリ島民は
①フレンドリー:インドネシアの人々は『gampang guyub(誰とでも仲良くなりやすい人)』と呼ばれ、他者とつながることを好む文化習慣を有している。
②リラックス:バリには農民文化が根付いており、外の人から見ると非常にリラックスして生活しているように見える。
③芸術と文化と共に生きる:供物を捧げるなどの文化的芸術、祭りなどのエンターテインメントが日常生活に溶け込んでいる。
④すべてに文化的意味がある:建物ひとつにしても文化・芸術的価値が高い。
⑤自然と融合した文化:食、伝統、習慣、文化すべてにおいて自然との密接なつながりがある。
⑥独自性:バリ牛、島民の笑顔など、バリにしかないものがたくさんある。
⑦一部の島民は英語を習得:外国人観光客誘致のために、英語を学ぶ努力をしている。
⑧伝統的家屋:居間・客間・客室がないなどの独自の特徴がある。
⑨伝統を守る:文化の核となる部分には外部の影響が入らないようにし、世代を超えて伝統と文化を守り続けている。
⑩宗教の融合:島民の大半はヒンドゥー教徒だが、イスラム教やキリスト教など他の宗教の信仰も尊重されている。