インドネシア共和国警察交通部は3月5日、2024年のレバラン(断食明け大祭)休暇中、故郷に帰省する国民は2023年に比べ5~6%程度増加すると見積もっていることを明らかにした。2023年のレバラン休暇には観光客と帰省客を合わせて1億2,300万人がジャカルタ首都圏外に移動したことを鑑みると、2024年は1億3,670万人程度の人流が予想される。
国家警察交通部は、レバラン期間中の渋滞対策について、関係各省庁(高速道路規制庁、公共事業公営住宅省など)と合同会議を実施し、年末年始(クリスマスシーズン)に実施した交通規制のレビューに基づいて成果があったポイントは継承し、課題点には改善策を講じるとの姿勢を示した。