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ミュージシャンも若者もハマる面白さ カセットテープの人気再来

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ストリーミングサービスを使って音楽を聴くことが一般的になったこの時代に、本当に音楽好きな人々の間では、あえてレコード、カセットテープ、CDなどの昔ながらの方法で音楽を聴く傾向が高まっている。

ジャカルタ南部ブロックMにある「Hysteria」という店でカセットテープを販売しているUntungさんは「小学校4年生からその親の世代までの幅広いファンがいます。昔はコレクターのお客様が中心だったのですが、最近は若いお客さんが増えています。Taylor SwiftやArctic Monkeysなどの海外アーティストのカセットテープを探し求めるお客さんもいるのですがそれはちょっと難しいですね。一番の売れ筋はインドネシアのロックバンド「Dewa 19」や「Sheila On 7」のアルバムです」と話す。

価格帯は3万〜30万ルピア程度。Untungさんの店にある「Sheila On 7」のアルバムの中で最も高価なものは40万Rpで売られている。またUntungさんは「Ardhito Pramono、Jessica Bungaなどたくさんのアーティストが店に来ます。またレコード会社によって製造されたものではない旧式のジャズの音楽カセットを探す日本やマレーシアからお客さんも来ます」と教えてくれた。