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ロヒンギャ難民を乗せた木造船が転覆 69人を救助

(c) voaindonesia.com

国家遭難救助庁とバンダアチェ市救命救助隊(SAR)の合同チームは21日、転覆した木造船に乗っていたロヒンギャ難民69人を救助した。救出されたのは男性42人、女性18人、子ども9人。同日時点で死者は報告されていない。

国家遭難救助庁によると、現場は同市ウジュン・カラン海岸から21マイル離れた沖合で、ロヒンギャ難民が漂流していると近くを通りかかった漁船から通報を受けたという。救出されたロヒンギャ難民は全員、アチェ州入国管理局へ引き渡された。

これまでのところ、ロヒンギャ難民の漂着に関する国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や国際移住機関(IOM)からの公式見解はなく、難民保護問題を扱うNGOは、海外難民対応タスクフォース(PPLN)に対し、海外からの難民取り扱いに関する大統領令(2016年125号)を実施するため、地方政府との調整を含めた断固たる措置をとるよう強く求めている。