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ジャワ島とマドゥラ島を結ぶスラマドゥ大橋に関する6つの事実

(c) kompas.com

マドゥラ海峡にかかるスラマドゥ大橋は、東ジャワの誇り。同橋に関する6つの事実を紹介する。

スラマドゥ大橋の耐用年数は100年といわれている。インドネシア各地ならびに中国から集められた3500人の作業員によって6年間かけて慎重に建設作業は進められた。建設には約2万8千トンの鋼鉄、60万トンの合金鋼が使用され、総工費は4兆5000億Rpといわれている。かつて海路を利用し30~60分かかっていたスラバヤ~マドゥラ島間の移動時間は、同橋の完成により10分に短縮された。同橋は地域社会の経済活動の促進に大きく寄与している。

スラマドゥ大橋は2つの政権下を跨いで建設された。起工式は2003年8月20日にメガワティ・スカルノプトリ大統領が行い、開通式は2009年6月10日にスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領が行った。当初は2007年の完成を予定していたが、予算の制約等さまざまな障害に見舞われ2009年に竣工した。

スラマドゥ大橋はコンクリートの橋柱に支えられたツインタワー型の斜張橋。交通量の多いマドゥラ海峡の水域において、ボートや船の交通の妨げにならないように高さ約140mのタワーを建設し十分な高さを確保した。全長5438mの同橋は、インドネシア最長の橋であり、夜には美しくライトアップされる。