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新首都ヌサンタラ(IKN)の新しい観光地「クスマバンサ公園」が開園

(c) travel.detik.com

東カリマンタン州北プナジャム・パサール県に8月12日に開園した「クスマバンサ公園」が周辺住民や観光客でにぎわっている。12日に開催された式典にはジョコ・ウィドド大統領が出席し、インドネシアの建国の父スカルノ初代大統領、ハッタ初代副大統領を始めとする国民的英雄、ならびにインドネシアの独立と発展のために戦った人々への深い敬意を表した。

芸術家のNyoman Nuarta氏によって設計され、公共事業・国民住宅省(PUPR)が8カ月間かけて建設した同公園の総面積は1,915平方メートル。敷地内にはさまざまな式典や記念行事の開催中心地となるオープン・プラザ、ヌサンタラ地域全体の保護と団結を表すオブジェ「Nusantara Protective Wings(ヌサンタラ保護の翼)」、リーダーシップと国家の闘いを象徴するスカルノとハッタの像がある。また同公園内にはインドネシアの不滅の精神と燃える決意を象徴する「Eternal Flame(永遠の炎)」、高さ79mの国旗記念碑もある。自然の美しさを堪能できる庭園は、訪れる人々に穏やかなひとときを提供してくれる。

同施設は、地元コミュニティーのための交流の場であるとともに、若い世代が歴史を忘れることのないよう、インスピレーションの場となることが期待される。