北スラウェシ州マナドの沖に位置するブナケン島では、青い海の大パノラマの景色と水中世界の美しさを体験することができる。面積約8.08平方キロメートルのこの島は、マナドトゥア島、シラデン島、モンテハゲ島、ナイン島とともにブナケン国立公園の一部に指定されている。
ブナケン海洋公園周辺の海中は透明度・透視度が高く、さまざまな種類の海洋生物をはっきりと目にすることができると、世界中のダイバーやスノーケラーから絶大な人気を得ている。海底には深さ50メートルまで切り立ったサンゴ礁が続いていて、約13種類のサンゴ礁が確認できる。海洋生物の多様性も豊かで、90種以上の魚がダイバーを出迎えてくれる。
ブナケン海洋国立公園には、ドリフトダイビングなど複数のダイビングスタイルが楽しめる20のダイビングスポットがあり、そのうち12か所はすべてブナケン島の沖にある。ベストダイビングスポットのひとつリクアンウォール1〜3では、カンムリブダイやナポレオンフィッシュなど、多彩なサンゴ礁の魚たちを眺めることができる。
ブナケン島へはマナドの港からボートで約40分。マナド発ブナケン行きのフェリーは毎日午後2時頃、ブナケン発マナド行きのフェリーは通常午前中に出発する。自由に移動したい方はチャーターボートを活用しよう。