「タイムアウト」誌の編集者たちがおすすめスポットをランキング形式にまとめた「2025年にアジアで訪れるべき場所ベスト8」にて、東ヌサトゥンガラのスンバ島が、1位に輝いた。
スンバ島について同誌は「バリ島から飛行機で約50分の距離にある、手つかずの自然が残る島。世界一ともうたわれたニヒワトゥ・ビーチをはじめ、美しいビーチがあり、冒険と静けさを求める旅行者に最適」などと描写している。サーファーの楽園としても知られるが、5〜10月は特に高い波が生じやすく流れも非常に強いので、熟練サーファー向け。その他にも、非営利団体「スンバ・ホスピタリティ財団」が経営するエコ・リゾートで地元の学生と交流しながら島の観光開発を支援したり、リゾートホテルでコーヒーを飲みながらイルカを眺めたり、伝統村をめぐりイカット織物の製造工程を学ぶなど、魅力的なアクティビティーが多数ある。
2位以下は、シアルガオ島（フィリピン）、ダナン（ベトナム）、台南（台湾）、イポー（マレーシア）、大阪（日本）、ナーン（タイ）、麗江（中国）と続いた。同ランキングは、交通アクセスが悪いなどの理由でこれまで見過ごされがちであった地域にも焦点を当て、オーバーツーリズムの影響を受けている地域からの観光客の分散と代替案の提供を意識して作られたとのこと。
