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100年以上の歴史を誇るジャカルタ&バンドンの老舗飲食店4選

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 ジャカルタの「Bakoel Koffie」は1878年から続くジャカルタ初のコーヒー豆ブランド「Tek Sun Ho」がその始まり。店名は1965年に「Warung Tinggi」に、2000年代に現在のものに変更された。かごに入ったコーヒー豆を創業者に差し出した女性をインスピレーションにしたというロゴにも歴史が感じられる。現在は4代目によってチキニとビンタロに2店舗展開されている。1925年創業の「Eka Ria」はジャカルタ最古の広東料理店。1958年に初代店主の息子が後を継ぎ、1970年にリンデテヴェス市場に移転した。特製ソースで仕上げた鳩料理が看板メニュー。

 バンドンの「Braga Permai」は1918年に植民地政府の役人のための食事場所として設立された店。1923年に現在のブラガ通りに移転し、1950年代に現在の店名に変更されたものの、トレードマークの赤い傘の付いたテーブルや建物の一部は今でも創業当時のまま。チキンとマッシュルームのクリームスープなど、昔から変わらぬ味が楽しめる。同じくバンドンのブラガ通りの「Sumber Hidangan」は1929年の創業の老舗パン屋。ちぎりパン、レーズンパンなどの素朴なパン、ケーキ、さまざまなフレーバーのアイスクリームを販売している。