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イスラム過激派組織兵士5人を逮捕

(c) Jakarta Globe

国家警察対テロ特殊部隊(デンスス88)は9日、イスラム過激派組織「ジェマ・イスラミア(Jemaah Islamiyah、JI)」の兵士5人を東ジャワ州で逮捕した。

ジェマ・イスラミアは2002年にバリ島で200人以上が死亡した爆弾テロ事件を始め、2000年代前半から国内で複数のテロ事件を起こしている。5人には、銃の密輸や、新たな兵士の採用活動、採用した新人兵士への軍事訓練実施などの容疑があるという。今年3月には同じく東ジャワ州で12人が逮捕されており、警察が東ジャワ州でテロ容疑者の掃討作戦を実行するのは今年2度目となる。

昨今は活動が沈静化しているジェマ・イスラミアに代わり、イスラム過激派組織「ジャマア・アンシャルット・ダウラ(JAD)」によるキリスト教の教会に対するテロ活動が度々起こっている。