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AP1、警備員のタトゥーとピアスを禁止

(c) Kompas

国営空港運営会社第1アンカサプラ(AP1)は、社内回覧文書で「バリ州ングラ・ライ空港警備員のタトゥやピアスを禁止する」と新しい社内規則を発表した。

対象となるのは同社子会社のアンカサプラ・サポート(APS)から派遣された契約社員の警備員数百人。すでにタトゥを施した警備員は多く、事実上の失職になる。警備員らは同空港の職員集会所で協議を行い「勤続10~20年の人もおり、就職する前にすでにタトゥを入れていること、就業中は制服を着用するため問題にならない」と訴えた。協議には、国会第四委員会のニョマン・パルタ議員が出席した。

またAP1の正規従業員は新規則の対象となっておらず、差別的だと不満の声があがっている。