中央統計局(BPS)は5日、2023年の国内総生産(GDP)成長率が前年比5.05%だったと発表した。伸び率は前年の5.31%から鈍化した。
分野別で最も伸び率が高かったのは、物流・輸送産業で13.96%。これにその他サービスが10.52%、宿泊・飲食産業が10.01%で続いた。第4四半期(10〜12月)のGDP成長率は前年同期比5.04%だった。
このほか今年のGDP成長率については、バンク・プルマタのジョシュア・ペルデデ・エコノミストが、5.07%になるとの見通しを示している。内需の伸びに支えられると予想する一方、上半期はエルニーニョ現象による食料品価格の高騰や、大統領選挙を前にした投資控えなどが障壁となるとの考えを示した。