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インドネシアのパンケーキ3種が「世界の美味しいパンケーキ」に選出

(c) kompas.com

グルメサイトTaste Atlas 2024版の「世界の美味しいパンケーキTOP 85」にインドネシアのパンケーキ3種が選ばれた。最上位は23位でスラビが、次いで24位にダダル・グルン、27位にクエ・アペがランクインした。

同サイトは、スラビを「米粉と厳選したココナッツミルクから作られるパンケーキ」と紹介。スラビにはチョコレート、バナナ、キンカ(黒砂糖のソース)などをトッピングした甘いものと、オンチョムなどをトッピングしたしょっぱいものがある。西ジャワの伝統的なスナックであり、バンドンとソロで特に多く見られる。

生地が焼き上がるとすぐに中に具材を詰めて巻くダダル・グルンは、「パンケーキ」というカテゴリーの中では異色の存在。スジの葉とパンダンの葉から取れる天然の着色料で着色されるダダル・グルンは鮮やかな緑色をしていて独特の香りを有する。中に巻く餡には色々あるが、すりおろしたココナッツと黒砂糖の餡が定番。

クエ・アペはユニークな形が特徴。中央は膨らんでいて柔らかく、周囲は薄くてパリパリしている。クエ・アペは「ジャカルタ風セラビ」としても知られ、インドの伝統的なパンケーキ「アパム」に類似している。材料は小麦粉、パームシュガー、ココナッツミルク、酵母とシンプルで具材やトッピングもない。